eラーニングだから届けられる価値

最終更新: 2019年9月14日

株式会社解ける問題様は、WEB経営学講座WATNEY(ワトニー)の運営・法人様への製作講義映像の提供・講義映像の製作受託を行っております。

現在、WATNEYにてeラーニングシステム「edulio」をご導入いただいております。

■会社名

株式会社解ける問題

■インタビュイー

代表取締役 長地 一紘氏

■edulio導入時期

2019年2月1日

■法人概要

設立:2016年7月

事業内容:

  1. WEB経営学講座WATNEY(ワトニー)

  2. 法人様への弊社製作の講義映像の提供

  3. 講義映像の製作受託

■初めに事業概要をお聞かせください

当社は「株式会社解ける問題」といいます。設立は2016年7月、私が代表を務めています。提供しているメイン事業は「WATNEY」というWEB経営学講座です。


主に大学の商学部や経営学部、MBAコース(大学院修士課程)などで学ばれているような学部・修士レベルの授業を、当社のスタジオで大学の先生に行っていただき撮影しまして、edulioを利用してWEBで配信しています。

料金は月額1,620円(1,500円+税)で、追加料金なしの学び放題というプランで提供しています。このWATNEYが、現在の当社のメイン事業です。

他に2つの事業がありまして、法人様へ弊社制作の講義映像の提供と、講義映像の受託制作を行っています。

法人様向けの講義映像提供事業では、たとえばedulio導入事例に載っている日本プロジェクトソリューションズ株式会社(JPS)の伊藤社長ともお取引があります。

JPS様はプロジェクトマネジメントという資格取得の支援事業を行っていますが、資格更新のため毎年20時間ほど継続学習する必要があります。その継続学習の科目に、私たちが扱う経営学に関連する科目が入っており、当社の講義映像を提供させていただいております。

講義映像の受託制作事業では、これまでに大学の先生からの撮影依頼を受けたりしております。

■今の事業を始めたきっかけや思いをお聞かせください

まず、会社設立の経緯について説明させていただきます。

私はもともと大学のゼミや研究活動、経営学自体が好きでして、学部生のときから将来は経営者になりたいと思っていたんですが、「経営学を学ぶことは、将来自分が経営するときにも役立つのではないか」と思いまして、大学院の博士後期過程まで経営学の研究をしていました。もちろん研究自体がおもしろく、好きだった、というのもあるんですが。

その後、ベンチャー企業に就職しましたが、実際に働き始めていろいろな企業と接する機会が増えてみると、自分の勤めていたベンチャー企業を含め関わりのある企業では、実際には経営学が経営にあまり使われていないという状況にあることに気づきました。経営学が使われていなくとも、経営に問題が無ければ、それはそれでいいのかもしれないですが。

経営学の知見というのは、世界的にとても貯まっています。その経営学を研究してきた経験をベースに実際の経営を見たとき、「経営学の知見を使えば、もっとより良い経営ができるはずなのに、もったいないな」と思ったのが原体験になります。

そこで、「自分が経営学を広め、経営者に経営学を活用した経営をしてもらうことで、個々の企業の経営のパフォーマンスを向上させてもらい、ひいては日本経済を活性化させたい」と思い、今の会社を興したのが会社設立までの流れになります。

次にWEBで経営学を学べる事業を始めた経緯ですが、まず今も昔も経営学は大学・大学院に行けば学ぶことはできますし、書店で経営学の本を買って学ぶこともできます。

ただ、実際は大学・大学院ですと、受験して入学試験に合格しなくてはいけないですし、MBAコースですと学費も年間50〜200万円ほどかかります。通学など時間調整が難しいという方もいるでしょう。本を読み独学したい方でも専門書は難しいかもしれないですし、そもそも、どの本を読んでいいのかも分からないかもしれません。このような理由で、経営学を学びたい意欲はあってもハードルが高く、学べていない人がでてきてしまっています。

そういった方たちに、「科学的な裏付けのある経営学の講義を、実力ある研究者に担当していただき、学びたい人は誰でも低価格・見放題で、スマートフォンやPCやタブレットから、いつでもどこでも何回でも学べる」というものを提供すれば、見てくれる人がいるのではないか、と思いました。

大学や大学院、本での独学などは今までもずっとあり続けてきたわけですが、それだけでは完全には満足できていなかった層への価値の提供が、WATNEYではできるのではないか、と思っています。

いまから10年前であれば、こういった事業を行うには多額の資金が必要で大変だったと思いますが、技術の発展、それこそedulioのようなシステムを使うことで、月額料金をいただいて講義映像を見てもらう、ということがやりやすくなっています。

■eラーニング導入にあたってのきっかけや判断材料・判断基準をお聞かせください

もともと会社設立時からeラーニングを活用する予定でいました。

たとえば、経営学というのは、24歳に大学院の修士過程を修了したら、それ以降、定年まで一切学ばなくてもいい、というようなものではありません。

経営学を含め科学は、大学・大学院で研究者によって常に研究され続けているので、知識のフロンティアは日々広がっており、ほんとうは常に学び続ける必要があるはずですし、また、学び続けることは楽しいことのはずです。しかし、既存の大学・大学院は「学び続ける」ことにジャスト・フィットした制度設計にはなっていません

そこで、スマートフォンやPCやタブレットで、常に最先端の知見を反映した経営学の講義を見られたら良いと思い、最初からeラーニングでの学習前提の設計思想で会社を作りました。

判断材料や判断基準で言うと、詳しくは後述しますが、最初に利用していた「Wix ビデオ(ウィックスビデオ)」というシステムとの比較が判断基準・材料になっています。

■edulioの導入理由、導入を決めたポイントをお聞かせください

edulio導入以前、先ほど触れた「Wixビデオ」というシステムを使っていました。もともとは「Wix」というホームページを簡単に作れるシステムがあり、「Wixビデオ」とは数年前に追加されたビデオ配信システムをいいます。

料金的にはedulioとほぼ同様か、Wixビデオの方が少し安いんですが、Wixビデオでは高画質の動画配信に対応していません。そのため、低画質な動画しか配信できませんでした。

外出時にスマートフォンから動画を見る場合と、自宅で有線ケーブル接続でPCから見ているときでは、通信環境がかなり違うので、本当はそれぞれに最適化するべきで、その時の環境での最高画質の映像が当然いいわけですが、Wixだとその最適化ができませんでした。

たとえば、PC用の画質に設定すると、通信環境の悪いスマホでは動画が見られないといった不具合がおこりました。それでお客様からもさまざまな苦情をいただき、「これはちょっとどうしようもないな」と感じていました。

このように気になる点があったため、当時はeラーニングシステムを自社開発しようかとも思っていました。

ちょうど同時期に、先ほどの話で出た、JPS伊藤社長とお話しをしていた中で「eラーニングシステムはどうされているんですか」と聞く機会がありました。そこでedulioを導入しているとお聞きし、「そういうのがあるのか、いいな」と思ったのがedulioを知ったきっかけです。

edulioの導入を決めたポイントは、先ほどお話したWix ビデオとの比較でいくつもメリットがあったからです。

高画質でも配信でき、回線が弱いときは低画質でも配信できるシステムは、実際やろうと思うとなかなか難しいようなのですが、調べたところedulioならVimeo(ヴィメオ)というシステムと組み合わせることで、この問題がクリアできることがわかりました。

Vimeoは動画を共有・保管可能なホスティングサービスにあたりますが、「Vimeo+edulio」という形にして、Vimeoに置いてあるビデオを、edulioでお金を払った人だけがedulioで見られるような設定ができます。

それにより、先ほど言ったような、スマホではある程度粗い画質、PCでは高画質にするといったことができます。

必要な機能があり、価格的にもすごく安かったという点でもう十分だなと思い、そのほかのシステムとはあまり比較はせず、edulio導入を決めました。

■導入先事業の解説・導入後のエピソードがあればお聞かせください

WATNEYの提供を開始した当初の想定では、「やる気がある小規模企業の経営者さん」のような方が学んでくれるかなと思っていました。

もちろんそういった経営者の方も利用していただいていますが、現状は経営者の方の利用より、大企業の若手・中堅の方が企業内研修・社員研修として利用いただいているケースが多いです。

たとえば、大企業で事業部長候補として将来、事業部の経営を担っていくような方であるとか、ほかにも5年後10年後により重要な立場を担うような方への研修です。

そういった「幹部候補」のような方が経営学を学ぶと、上の役職の方と話す時の共通の概念といいますか、共通の思考の背骨みたいなものができて、より円滑にコミュニケーションができるようになります。

また、経営学の概念・フレームワーク・理論を学んだ人が組織に多くなると、筋の通った議論がしやすくなり、結果として、たとえ組織として痛みが伴うような意思決定をする必要があるような場合であっても、過度におかしな抵抗は少なくなり、比較的やりやすくなるはずです。そういった、「組織の風通しのよさ」のような副次的な効果も期待できます。

■edulioでそのほか気に入っている機能やポイントがあれば教えてください

不満がない、という点ですかね。

edulioの開発・販売を始めてからすでに7年ほど経っているので、導入ユーザーのみなさんから寄せられた不満みたいな点を、一つずつ潰して改善してきていると思います。結果、私にとってストレス・不満はありません。

まだ私がedulioを使いはじめてから2か月も経っていないので、使い込めていないかもしれませんが、それでも現状で全般的に不満が表立って出てこないことは、実はすごい事だと思うんです。なので、全般的にストレスがないところが気に入っているポイントです。

また再度Wixビデオとの比較になりますが、edulioに変更してよかったと思う点がたくさんあります。

まず大きいのがサポートです。

Wixを運営するのはイスラエルのとても大きな企業なのですが、こちらから何か要望を出しても、あまり柔軟に聞いてくれません。「こういう機能が必要なので追加してください」と要望を出しても、「できません」という返信で終わりでした。もちろん全部聞いていたら大変なことになると思うので仕方がないとは思うのですが、企業側との距離を感じました。

しかしedulioへの要望は、松野さん(弊社代表)宛てでFacebook Messengerからも気軽に出せます。もちろんedulioもすべての要望を受け入れ機能追加するのは無理だと思いますが、柔軟に対応してくれている印象です。

柔軟にユーザーのことを考えてきちんと対応してくれる、顔の見える形で対応してくださる、という点はユーザーにとって心強く、非常に良いことだと思います。

もう1つ気に入っているのが、「最初の一か月間を無料でお試しができる」という設定が可能な点です。

たとえばWATNEYの利用者様に初月から1,620円いただいても良いですし、初月だけを0〜1,620円まで自由な価格に設定することもできるため、柔軟なサービス提供ができます。「月額で決まった金額を払うと、一定のサービスが受け放題」という仕組みは、エンタメ系の動画配信などにもよくある提供方法で、サブスクリプションといわれるものです。このサブスクリプションに必要なことが、edulioには実装されています。

まとめますと、ストレスなく使えて、サブスクリプションに必要なことがきちんと実装されており、さらに個別の要望に誠実に対応してくださる距離の近さもある。これが、私が感じたedulioの良いところです。

■eラーニングの可能性やメリットについてお聞かせください

たとえば、当社が利用者様に提供しているメリットは、「学びたい人が、大学・大学院に実際に行かなくても、いつでもどこでも誰でも何度でも学べる」です。地理的な壁、入学選抜の壁、費用の壁。そういった壁を限りなく低くできます。

これはインターネット関連技術の進歩で可能になった、全般的なコストの低下の恩恵だと思います。「地方だからできない」「お金がないからできない」「時間がないからできない」と、今までは障害だったものを解決できるようなシステムが、edulioを含めて整ってきていると思います。

今後10年ほどで、システムに載せるコンテンツはより充実してくると思っています。そして、WEBに載って衆目を集めるようなものは、見ていて楽しい、一流の人のコンテンツが中心になると思います。当社のコンテンツを含め、低価格かつ高品質で、見ているだけで楽しく、続けられやすく、結果的に学びに繋がるようなコンテンツが増えてくるのは、学ぶ意欲のある人にとって、とてもいい環境だと思っています。

ですので、eラーニングはコンテンツが今後ますます充実していき、どんどん面白くなっていくだろうという印象を持っています。

■最後に今後の事業の展望やお伝えしたい想いなどございましたらお聞かせください

当社はいま、WATNEYのコンテンツをどんどん増やしている段階にあります。

繰り返しになりますが、既存の大学・大学院にあるような、場所・科目数・施設のキャパシティといったような物理的な制約、それを支えるためのユーザー側の高い費用負担が、WATNEYではほとんどありません。

物理的な制約がほぼないeラーニングシステムのおかげで、より多くの人への発信が可能になっています。WATNEYとしては、日本や世界中の経営者・ビジネスパーソンに役立って、なおかつ、きちんと科学的な裏付けのある知識をどんどん蓄積・発信し、一通り網羅したいと思っています。

「経営・ビジネスに必要な知識は、WATNEYに月額1,500円+税を払えば一通り学べるから、まずはWATNEYで学んでみよう」と多くのビジネスパーソン思ってもらう。これが今後の数年で私のやりたい事です。

■本日はお忙しい中ありがとうございました

こちらこそありがとうございました。

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